ピカピカの新しい「iPhone」ケースを買った数日後に落として、傷付けてしまったことはないだろうか。日産自動車の一部の自動車に採用されている、傷の自己修復塗装技術が、iPhoneを保護する次なる主流になるかもしれない。 日産自動車が開発したスクラッチシールド塗装は、表面の細かい擦り傷を数時間で修復することができる。ポリロタキサンを原料とする同塗装の化学構造が、細かい傷に反応して、隙間を埋めることを可能にしている。スクラッチシールド塗装は現在、日産自動車の「ムラーノ」「フェアレディZ」「エクストレイル」に採用されているが、同社はiPhoneという、より大きなスクラッチシールド塗装の市場を見つけ出した。 日産自動車はiPhone用スクラッチシールドケースをベータ顧客と一部ジャーナリストに渡してテストを進めている。ただし、自動車分野の記事を執筆している筆者はそのテストに参加していない。このiPh
日産自動車の田川丈二執行役員は23日の業績予想発表の席上、国内工場での生産増に対処するため、8月以降も新たに「1000人規模の期間従業員の採用が必要」との見通しを明らかにした。 日産の期間従業員は7月までに200人が増員され、1400人となる見込み。それでも生産要員が不足しており、8月以降も増員を図る。今年度下期までには約2400人となる見込みだ。 田川執行役員によると、日産の国内生産は東日本大震災からの復旧が早く、5月には若干だが前年実績を上回るところまで回復したという。今期(2012年3月期)の国内生産は、海外販売の好調もあって前期を8%上回る115万5000台を計画している。 木・金曜日への休日シフトが始まる7月には、東京電力管内では追浜工場で1日だけの休日操業も予定している。 《池原照雄》
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く