昭和7年(1932).4.7〔16歳(満14~15歳)が幼女惨殺 美智子殺し〕 大阪府大阪市船場の荒物商宅で、従業員(16)が主人の長女の小学2年生(8)を殺害、その日の夜に自白した。せがまれて「幼年倶楽部」を読んでやっているうちに強制猥褻をしようとしたが、「おかあさんにいってやる」と云われたためカッとなって首を絞め、暴れたので傍の火鉢で真っ赤に焼けていた火箸で喉を刺して絶命させたが、生き返ると困るので女の子の母親が脱ぎ捨てていた割烹着でさらに首を絞め、もう1本の火箸を胸に突き刺してから、火鉢で熱していたコテで頭を滅多打ちにしたもの。侵入者がいたと見せかけるために窓ガラスを割り、何喰わぬ顔で他の従業員と事件に驚くふりをして、新聞記者のインタビューにも答えていた。長女とは日頃から仲がよかった。 昭和8年(1933).5.11〔17歳(満15~16歳)が幼女レイプ殺人〕 東京市品川区で、油売り