携帯電話には、リチウムイオンバッテリーの過充電を防ぐための機能が搭載されている。本来、携帯電話の端末側に搭載されている機能だが、あたかもこの機能を充電器側が有しているかのような表示をしているとし、公正取引委員会は28日、13社の携帯電話機用充電器メーカーに対して、景品表示法に違反する疑いがあるとして警告を行なった。 現在、携帯電話やノートパソコンの電源として主流のリチウムイオンバッテリーは、定電圧・定電流でないと満充電できない特徴がある。警告を受けたメーカーの充電器はいずれもこの定電圧・定電流の充電には対応していた。しかし、満充電になると過充電を防ぐために停止する携帯電話本体の機能を、あたかも携帯電話を満充電することで充電を停止させる、つまり、過充電を防止する機能が充電器側に搭載しているかのような表示をしていたという。 今回警告を受けた業者らは、実際に過充電を防止する機能を搭載していないに