福島原発事故、スリーマイル並み=国内最悪の「レベル5」 福島原発事故、スリーマイル並み=国内最悪の「レベル5」 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の事故で、経済産業省原子力安全・保安院は18日、国内初の一部炉心溶融などの深刻な事態に陥った1〜3号機について、国際原子力事故評価尺度(INES)のレベル「5」(暫定値)に当たるとし、国際原子力機関(IAEA)に報告した。 「5」は「広範囲な影響を伴う事故」に当たり、1979年の米スリーマイル島原発事故と同水準。国内では99年に茨城県東海村で起きた核燃料加工会社ジェー・シー・オーの臨界事故(レベル4)を超え、過去最悪となった。 保安院は、同原発1〜3号機が津波によって冷却機能を失って炉心が損傷、現在も放射性物質の放出が続いているとして「5」と判断。また、同様に使用済み核燃料プールの冷却機能を失って水素爆発に至っ
◆経済産業省原子力安全・保安院によると、東京電力から「午前6時10分に福島第1原発2号機で爆発音があった」と連絡があった。それにより、圧力抑制プールが損傷している恐れがあるという。 ◆東京電力は15日、計画停電(輪番停電)を同日午前7時ごろから栃木、群馬、埼玉、神奈川の4県の一部地域で実施したと発表した。 ◆東京電力は15日、地域ごとに交代で電気を止める「計画停電(輪番停電)」を同日午前7時ごろから管内の一部地域で実施すると発表した。 ◆枝野幸男官房長官は記者会見で、原子炉の水位低下で燃料が完全に露出した福島第1原発2号機について「必ずしも安定した状況ではない」と述べた。 ◆菅直人首相は15日朝、福島第1原発に政府と東京電力が一体となって対処するため、首相を本部長、経済産業相と東電社長をそれぞれ副本部長とする統合対策本部を立ち上げ、東電本店に置くと明らかにした。 (共同) [2011年3月
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く