東京消防庁や自衛隊、警視庁機動隊の放水活動、東京電力社員などの懸命の働きもあり、福島第1原子力発電所の状況は19日には「一定の安定状態」(枝野幸男官房長官)に至った。放射線被曝(ひばく)の危険をかえりみず作業にあたっている人々には心から敬意を表したい。放水の効果を明確に評価するのは難しいが、3号機の使用済み核燃料プールには多量の水が注がれていることは確かなようだ。一方で、東京電力などによる外部
(CNN) 東日本大震災で被害を受けた福島第一原子力発電所の事故は米スリーマイル島原発事故(1979年)の規模を上回り、旧ソ連・チェルノブイリ原発事故(1986年)に次ぐ事故に相当するとの見解をフランス原子力安全機関(ASN)当局者が示した。 ASNのラコスト総裁は15日、報道陣との会見で、原発事故の深刻さをレベル0―7の8段階に分けた国際原子力事象評価尺度(INES)で、福島原発事故はレベル6の状態にあると述べた。スリーマイル島原発事故は「施設外へのリスクを伴う事故」を示すレベル5、チェルノブイリ原発事故は「深刻な事故」を示すレベル7だった。 日本の原子力安全・保安院は当初、暫定的な目安として、「施設外への大きなリスクを伴わない事故」のレベル4に当たると述べていた。国際原子力機関(IAEA)のグレッグ・ウェブ報道官によれば、IAEAはまだ判定を示していない。 米フロリダ州立大学の核物理学
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く