回答 モロヘイヤの種には強心配糖体(強心作用のある成分)が含まれていて、 めまいや嘔吐などの中毒を起こしますので、絶対に食べてはいけません。 長崎県で、実のついたモロヘイヤを食べた牛が死亡するという事例が報告されています。 モロヘイヤの強心配糖体は、成熟した種子に最も多く含まれる他、成熟中の種子、 成熟した種子の莢(さや)、発芽からしばらくまでの若葉などにも含まれます。 ただ、収穫期の葉には含まれず、野菜としてのモロヘイヤ、モロヘイヤ健康食品、 モロヘイヤ茶などからも検出されないことが報告されています。 家庭菜園などでモロヘイヤを栽培して食べる場合は、収穫時期に十分留意し、 種子や莢が混入しないよう注意が必要です。 参考資料 食品安全委員会ホームページ「モロヘイヤについて」(外部リンク) https://www.fsc.go.jp/fsciis/questionAndAnswer/show