AR-18は、1963年にアーマライト社で開発されたアサルトライフルである。当時すでにアメリカ軍で採用されていたM16A1小銃の安価な代替品というコンセプトで設計された。正規軍に制式採用される事はなかったものの、後のアサルトライフル開発に大きな影響を与え、多くの派生した製品が生まれた。 ストーナー方式 ショートストロークピストン作動方式 1959年、アーマライト社はコルト社に2種類の自動小銃、AR-10およびAR-15の特許と製造権を売却した。いずれの小銃も、ユージン・ストーナーが開発したストーナー方式を特徴としていたが、特許の売却に伴い、同機構を用いた自動小銃の設計は以後行えなくなった。そのため、ストーナーが次に手掛けた7.62x51mm弾仕様の自動小銃、AR-16は、従来のショートストロークピストン作動方式を採用していた[1]。AR-16の前身としては、AR-10の安価な代替品と位置づ