榛名は金剛型三番艦として、神戸川崎造船所で建造された。 初めて民間の造船所で建造された戦艦であり、三菱で建造されていた同型艦霧島の建造具合が同程度だったことから、両社は「どちらが先に完成させるか」という激しい競争意識に駆られた。 競争の激化は、榛名の工程に遅れが生じたことで、責任者の一人が自殺する事態に発展。海軍は両社に配慮し、榛名と霧島は同日の竣工となった。 榛名には国産された主砲身や機関が搭載されており、日本の造船技術の発展に寄与した。 また、全砲門の一斉射撃を行うための方位盤射撃照準装置の試作品が、日本戦艦で初めて搭載されていた。 完成後は第3戦隊に所属。第一次大戦の勃発に伴い、各地に出撃している。 1920年9月12日、北海道後志沖で訓練中に一番砲塔が爆発する事故を起こし、横須賀に入渠。 ついでとばかりに、姉妹に先んじて近代化改装工事を受けている。 1928年と1931年には、昭和
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く