印刷 関連トピックスNTTドコモKDDIソフトバンク 総務省は6日、携帯電話向けに新たに割り当てる900メガヘルツの周波数帯に、国内の携帯電話全4社から割り当ての希望があったと発表した。スマートフォン(多機能携帯電話)の普及に伴い通信量が増えているため、各社が獲得を目指している。総務省は年明けに割当先を決める方針。 4社はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルとイー・アクセス。900メガ帯の電波は、ビルなどの障害物を回り込んで安定して届きやすい特性がある。とくにソフトバンクとイー・アクセスは、NTTドコモとKDDIと比べ、現在使っている周波数帯が通じにくくて不利な状態にあると主張。割り当てを強く求めてきた。 総務省は、電子タグによる在庫管理情報のやり取りで900メガ帯を使っている物流事業者などに、別の周波数帯に移ってもらう計画だ。それにかかる費用は1千億円を上限に、新たに割り当