鳥取市は29日、鳥取砂丘にある「砂の美術館」で今秋、上空7000メートルまで大型投光器で照射する「光のツリー」の企画を断念すると発表した。10月31日から来年1月3日まで開くイベント「鳥取砂丘光のアートフェア2015」の目玉だったが、生態系や景観を損なう「光害」を懸念する声が広がり、断念に追い込まれた。 【知事もダジャレ連発で舌好調】鳥取県、砂かけ婆をスナバー大使に任命 光のツリーは19台の投光器で夜空に光を伸ばすもので、15日に深沢義彦市長が企画を発表した。だが光害問題に取り組むNPO「国際ダークスカイ協会」東京支部が21日、生態系や天体観測の阻害などを懸念する表明文を公表。市民らからも批判が相次ぎ、29日朝までに市に寄せられた52件の意見のうち46件が反対や批判だった。 砂丘は国立公園内にあり、投光器の設置には鳥取県の許可が必要だが、平井伸治知事も27日の記者会見で光害への懸念を表
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