若い女性に感染が広がっている梅毒などの性感染症の予防に役立てようと、厚生労働省は、人気漫画・アニメの「美少女戦士セーラームーン」が「検査しないとおしおきよ!!」と呼びかける啓発ポスターなどを作成し、21日に発表した。自治体を通じて成人式などで配るという。 梅毒はコンドームを使わない性交渉などで感染する細菌性の病気。検査は一部の保健所では無料で受けられ、服薬で治療できるが、感染に気付きにくい。厚労省によると、2015年の報告患者数は10年の約4・3倍の2697人まで増えた。今年は10月中旬までに3千人を超えている。 特に20代女性の感染が目立つため、この世代に人気がある同作品の原作者・武内直子さんに協力を求めたところ快諾を得た。外装にイラストが入ったコンドーム6万個、早期発見の重要さをアピールしたポスター5千枚とチラシ16万枚を作り、配布する。 武内さんは「セーラームーンの声がファンや皆様に
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