Windows OSのtempフォルダとは? Windows環境ではさまざまな「環境変数」が定義され、使われている(Tech TIPS「OSの種類によってバッチファイルの処理を切り替える方法」参照)。その中でもよく使われるのは「TEMP」もしくは「TMP」環境変数ではないだろうか。アプリケーションが一時的な作業用のファイルを作成する場合、通常はこのTEMP環境変数の指し示す場所(以下「tempフォルダ」と呼ぶ)に作られるからだ。 tempフォルダに作成されたファイルは、アプリケーションの終了時には削除されることになっている。だが、実際にはプログラムが終了しても削除されずに残っていることがある(特にログファイルなど)。tempファイルは、既存のファイル名とは重複しないような名前で新規作成されることになっているため、システムの起動や終了などを繰り返していると、tempフォルダの中に多くの一時フ