ソニーが、NFC の国際標準規格 ISO/IEC14443 Type A / Type B とモバイル FeliCa の両方に対応した無線通信 LSI の商品化を発表しました。Type A / Type B / Type F(FeliCa)の3規格に対応し、かつ自動で判別して通信を行うため、日本で言うところの「いわゆるおサイフ」(FeliCa)と、このところ海外で盛り上がっている「いわゆるNFC」を、ユーザー側でどちらがどちらか意識せずに、両方利用することができます。NFCの活用事例については、リーダー&ライター機能によりポスターなどから情報を読み込むとか、端末間でデータ通信を行うとか(Android Beam!)、BluetoothやWiFiのペアリングに利用するとか、米国ですでにいろいろと実用化が進んでいるとおりです。 おさらいしておくと、NFC(Near Field Communi
NFC(Near Field Communication)は、FeliCa(フェリカ)とMifare(マイフェア)の上位の共通通信方式としてISO/IEC18092に制定・標準化された。NFCは、ソニーとNXP(旧フィリップス)が開発した無線通信規格で、次世代国際標準規格として非接触ICカードの共通規格・スタンダードとなっている。 アプリケーションがNFC対応になることで以下のような効果(例)を得ることができる。 消費者がかざすだけという簡単な動作で利用できる。優しいヒューマンインターフェース応答スピードが早い・時間を短縮、リードタイムや工数削減非接触のため摩耗・製品故障が少ない機器間通信機能の強化(P2P通信機能、Bluetoothハンドオーバー機能、WiFiペアリング機能など) ICカードの規格(FeliCaやMifare等)に依存しないアプリケーション構築が可能、異なる通信規格へ対応
11月15日、グーグルは次期OS「アンドロイド」が、携帯端末をクレジットカード代わりに利用できる技術をサポートすることを明らかに。写真はシュミットCEO(2010年 ロイター/Robert Galbraith) [サンフランシスコ 15日 ロイター] 米グーグル<GOOG.O>は15日、同社の次期基本ソフト(OS)「アンドロイド」が、携帯端末をクレジットカード代わりに利用できる技術をサポートすることを明らかにした。 グーグルのシュミット最高経営責任者(CEO)は、近距離無線通信(NFC)と呼ばれるこの技術が、アンドロイドの次期バージョン「ジンジャーブレッド」に統合されることを明らかにした。 「ジンジャーブレッド」は数週間以内に発表される予定という。 同CEOは「これがクレジットカードの代替になるという見方ができる」と語った。 NFC技術はここ数年利用既に利用されているが、グーグルの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く