過去10年以上もの間ウェブサイトのコードの中に身を潜めていたJavaScriptが、表舞台に姿を現し、ウェブブラウザ戦争第2期の主戦場となっている。 JavaScriptは、開発者がウェブサイトの基本メニューからオンラインスプレッドシートアプリケーションに至るあらゆるものを作成することを可能にする。JavaScriptの誕生は1990年代中ごろで、Microsoftの「Internet Explorer」(IE)が、当時すでにあったNetscapeの「Navigator」に挑んだ時期だ。その時の戦争にはIEが勝利したが、今度はそのIEが、Navigatorの後継ブラウザであるMozillaの「Firefox」、加えてGoogleの「Chrome」、Appleの「Safari」、そして「Opera」といった新興ブラウザから挑戦を受けている。 それらの対抗ブラウザはすべて、競争上の攻勢の重要な