ソフトバンクモバイルは18日、今後発売する携帯電話ほぼすべてについて、地震発生を知らせる「緊急地震速報」を搭載すると発表した。ソフトバンクはこれまで1機種のみで対応していたが、東日本大震災による地震への意識の高まりから、搭載機種を大幅に拡充した。 販売中の機種でも、米アップル製の「iPhone(アイフォーン)」を除くスマートフォン(高機能携帯電話)6機種で、ソフトを更新することで対応できるようにした。アイフォーンでは、別の企業が開発したアプリ(携帯電話向けソフト)を利用することで速報の提供が受けられる。 一方、NTTドコモは、スマートフォンを除く携帯電話のほぼ全機種で地震速報を搭載している。スマートフォンについても、「提供する方向で検討中だが、時期は未定」(広報)だ。 KDDI(au)はすでに、海外メーカー製などを除くほぼすべての携帯電話で対応している。