家の中を見回してみると、ユニバーサルシリアルバス(USB)ケーブルで接続する機器が少なくとも数台はあるはずだ。USBポートは平均で年間約30億基が出荷されており、周辺機器の接続規格として他を圧倒する成功を収めている。 とはいえ、USBはここ数年で競争に直面しており、現在は速度と使いやすさの両面で新規格「Thunderbolt」に後れを取っている。8月に仕様策定が完了したばかりの最新USB規格「USB Type-C」は、その差を埋めることが狙いだ。 しかし、USB Type-Cを理解するためには、「USB Type-A」と「USB Type-B」の違いを知り、USB規格のさまざまなバージョンを見分けられるようになる必要がある。一般的に、バージョンはUSBケーブルの速度と機能を表し、USB Typeはポートとプラグの物理的な形状と配線を表す。 USB Type-A USB Type-A(別名「
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