富士通が開設した電子書籍ストア「BooksV」は、国内最大級となる30万点超のコンテンツと、ダウンロード型の提供形態で独自のポジションを築きそうだ。 富士通は6月22日、電子書籍ストア「BooksV」をオープンした。 同社が「富士通が提供する書籍・雑誌、ビジネスに使える統計・レポートなどのコンテンツを販売するサービスサイト」と位置づけるBooksVは、3月に設立が発表されており、当初は5月のオープン予定だったが1カ月ほどずれ込んでの開始となった。 BooksVの特徴は、ほかの電子書籍ストアを圧倒するラインアップ。大日本印刷の関連会社であるモバイルブック・ジェーピーのほか、同社グループのジー・サーチ、富士通エフ・オー・エムの出版ブランド「FOM出版」からコンテンツの提供を受け、30万点を超えるラインアップとなった。これは国内最大規模。 BooksVサイト上で確認できる各ジャンルのタイトルを合