既報のとおり、1月25日8時26分から13時8分までの間、東京都の一部地域でNTTドコモのFOMAの音声・パケット通信サービスが利用しづらい状況が発生した。通信障害により最大252万人に影響があったとしている。 ドコモは1月26日に記者会見し、通信障害を謝罪するとともに、事象の原因および今後の対策を説明した。 輻輳の原因 Androidスマートフォンでは、端末を操作していない状態でも、OSの機能により28分ごとにパケット交換機との間で接続・解放のための制御信号が発生するが、ドコモによればVoIPやチャットなどのコミュニケーションアプリが普及したことで、この制御信号が急増しているという。 また現行のパケット交換機(以下、現行機)は、ネットにアクセスする時のみ接続するiモード端末(フィーチャーフォン)向けの設備であり“処理能力”を重視して設計されている。しかし、スマートフォンはネットに常時接続
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