2010年1月27日(現地時間)、昨年から世の中を騒がせてきたAppleのタブレット型デバイス「iPad」がついにベールを脱いだ。その概要については、ほぼ事前に予想された通りだ。ARM系のカスタムプロセッサ(Apple A4 1GHz)、マルチタッチをサポートした9.7型のIPS液晶ディスプレイ(解像度は1024×768ドット)、MacではなくiPhone/iPod touchと互換性を持つシステムソフトウェア、電子ブックリーダー機能など、特別驚くような点は見当たらない。3G通信機能がオプションになっていることもあり、“でかいiPod touch”という感じだ。もうひとひねりあるのではないか、と思っていた身としては、ちょっと肩すかしの感もある。 実物を手にすれば、また印象が変わるのかもしれないが、発表された242.8(幅)×189.8(奥行き)×13.4(高さ)ミリというボディサイズ、約6
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