カナダのスマートフォン(高機能携帯電話)メーカー・ブラックベリーは12日、身売りや他社との合弁企業設立、提携などを検討すると発表した。 トーステン・ハインズ最高経営責任者(CEO)ら取締役で構成する特別委員会を設置し、具体策の検討を進める。 同社はキーボード付きのスマートフォンを開発し、メール送受信の機会が多いビジネスマンらの支持を得て2000年代前半に販売を伸ばした。だが、米アップルが07年にiPhone(アイフォーン)を発売すると次第にシェア(市場占有率)を奪われ、近年は業績が低迷していた。