留年が決まり、本格的に危機感を持った。「自分の生活を立て直そうと思ったとき、一番時間を侵食しているツールはどう考えてもTwitterだった」。ダイレクトメッセージ(DM)の便利さや卒業した先輩とのつながりなど、それまで何かと理由を付けて続けてきたTwitterだが、今年4月、アカウントを静かに削除した。 「Twitter上での人間関係のこじれというより、ディスプレイ画面にかじりついている自分へのいら立ちが大きかった」と平岡さんは振り返る。今ではTwitterのほか、InstagramやPathなど、他のSNSアカウントも続々と削除しているという。 「最近は友人とごはんを食べている時も、近況を知らないので話していて新鮮ですね。今までは、Twitterのテキストで事前に会話を“予習”しているような感じだったので」と話す。彼女がTwitterをやめたことで、続けてやめた友人もいるという。 Twi
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