メキシコ北部ソラノ州で4日、キリスト教系のモルモン教徒の家族ら9人が車で移動中に銃で襲撃され殺害された。地元の麻薬組織に襲撃されたとみられるが、背景は不明だ。 米メディアなどによると、殺害されたのはモルモン教の一派で、数十年前にメキシコに移住した「コロニア・レバロン」のメンバー。銃を持った男たちに待ち伏せ攻撃を受けたという。 襲撃時、母親3人と、その子ども14人が3台の車に分乗し、ソラノ州バヴィスプから東に接するチワワ州に向けて移動中だった。匿名の親族は米CNNに、女性たちは「安全上の理由で」集団で移動していたと話した。