民主党の菅代表代行や社民、国民新党など野党の有志議員が6月13日に国会内で元公明党委員長で政治評論家の「矢野絢也さんより話を聞く会」を開き、公明党と支持母体の創価学会との関係などについて説明を求めたという。「聞く会」の呼びかけ人は民主党の菅氏のほか、石井一副代表、社民党の渕上貞雄氏ら。民主党の輿石東参院議院会長、鳩山由紀夫幹事長も出席した。 矢野氏は「創価学会から平成17年から機関紙などで中傷されたり、言論活動の中止や莫大な寄付を強要されたりした。身元不詳の人物から尾行監視も受けた」などと説明したという。矢野氏は評論活動をやめるよう強要されたなどとして、今年5月に創価学会に対する損害賠償請求訴訟を起こしており、公明党や創価学会と対立している。 さらに、「学会の会館は非課税で建てている。選挙時に使用したが、私の(委員長在任中の)頃には対価を払ったことはない。政教一致かどうかは議論すべきだ」と