トヨタ自動車が12月25日に全面改良して発売した新型『クラウン』のハイブリッド仕様は、エンジンが先代のV型6気筒3.5リッターから直列4気筒2.5リッターにダウンサイジングされた。 14代目の開発責任者を務める山本卓氏は「パワーは排気量があればあるほど出る。排気量が1000ccも違えば差は埋められない。それは無理」と言い切る。それにも関わらずダウンサイズしたのは「3.5リッターだとかなり値段が高くなるので普通のお客さんが買おうと思っても、ちょっと手が出ない。今回は普通のお客さんが買えるような価格帯に入れるのに2.5リッターで最適なエンジンにした」と明かす。 先代のクラウンハイブリッドが540万~620万円なのに対し、新型クラウンのハイブリッドモデルの価格はロイヤルシリーズで410万~543万円となった。 山本氏は「今回は3.5リッター・ハイブリッドの置き換えではなくて、3リッターのV6ガソ
持ち家と並ぶ、サラリーマン人生の「2大出費」がマイカーだ。車の維持コストが家計に重い負担をかけていると指摘するのは、「家計の見直し相談センター」の藤川太氏(ファイナンシャルプランナー)だ。 「まず、年間の維持費がバカになりません。そのうえ、住宅とは違って6年ほどで次々に買い替えていくものなので、高価な車種に乗っていなくても、マイカーにかかる費用は生涯で3000万円を超える。つまり家が一軒建つほどの出費になる、とんでもない“カネ食い虫”なのです」 平均的なマイカー(200万円)を購入した場合、年間のコストはいくらなのか。藤川氏に算出してもらった。 車体の費用200万円を、60回払いのローンで払うとすると、月々3万5000円で年間42万円。駐車場代は月1万円として年間12万円(ただし、都心部なら月3万円は下らない)。これらに加え、車検代(1年あたり7万5000円)、保険料(5万円)や自動
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