Webアプリケーションが普及し、スマートフォンが台頭してきた現在においても、Windowsがソフトウエア開発者にとって重要なプラットフォームであることは変わりありません。Windowsは、Windows 95から最新のWindows 7に至るまでに、見た目や操作性が大きく進化しましたが、実は、基本的な内部構造は意外なほどに変わっていません。その中核になるのがWindows APIです。 Windows APIを足がかりにして、Windowsの仕組みを理解していく試みはまだまだ有効です。また、.NETプログラミングが普及してきているとはいえ、その裏を支えているのはWindows APIです。ちょっと凝ったことをしようとすると、.NETプログラムからWindows APIを呼び出す必要がある場合も少なからずあります。 本書には、日経ソフトウエアで好評を得たWindows APIの特集記事、