子どもの権利が浸透してこなかった30年間2023年4月、こども基本法が施行されるなど、2023年は「子どもの権利元年」とも呼べる年となった。 日本は子どもの権利条約を1994年に批准したが、国内法は整備せず、子どもの権利は浸透してこなかった。 結果的に国民はもちろん、教育の専門職である教員でさえ、子どもの権利についてよく知っている人は少なく、当然実践もされていない。 いまだに、子どもの権利を教えると、「わがままになる」といった誤解や無理解が広がっている(実際は自分の権利だけでなく、他者の権利を侵害してはならないことを学ぶため、他者の権利も尊重するようになる)。 学校生活と子どもの権利に関する教員向けアンケート調査結果(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン) 関連記事:学校教員は「子どもの権利」をどこまで理解しているのか?教員向けアンケート調査結果から(室橋祐貴) しかし、少子化にもかかわらず、
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