レッテル貼りの罠 「文部科学省は学校現場の窮状を、わかっているんですか?」 「教員の味方だと思っていたのに、あなたは文科省寄りの人ですか?」 「現場経験のない人には、わからないと思います」 私のごく限られた経験の範囲内での話になるが、こういうコメントをもらうことは、何度かある。 年間100回以上、校長や教職員などに向け講演や研修をしたり、ときどき飲みに行ったりもするので、それなりに学校の先生たちと話をする機会はあるほうだと思う。冒頭のようなコメントは、研修会などの比較的公式な場で聞くこともあるし、X(Twitter)などのSNSで現役の教員と思われる方からのときもある。 こうした不満が出てくるのは、これまでの政策や保護者・社会からの期待などによって、学校のやることが大したスクラップがないにもかかわらずビルド&ビルドで積み重なり、大勢の先生たちが疲弊しているからだろう。 そこは共感するし、解
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