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セルクマに関するfenethtoolのブックマーク (7)

  • フィルタリングなるものをもうけようとしているらしい

  • 憧憬 - 閉じてる奴ら

    彼女は蠱惑的な雰囲気を纏い、僕の目の前に座っていた。朝の柔らかな日差しの中、僕は手早くできる無難な朝を作り、目の前にいる彼女と朝を共にしている。スクランブル・エッグ、炒めたソーセージ、トーストにスープと目の前に並ぶ。ぎりぎり二人が事できるぐらいのちょっとこぢんまりとしたテーブルに、僕と彼女がちょうど対になる格好で座っている。白のテーブルクロスは生命力に満ちた光を受けて、何時にも増して輝いているように見えた。 セミロングぐらいの長さで、癖無くまっすぐに伸びた黒髪。艶やかな黒髪は陽光を反射して、抑制された光を放っている。透けるような白い肌に線の細い輪郭。瞳を見つめると、全てを吸い込み、全てを見透かされるような気がした。彼女は儚げで、触れたらどこかに消え去ってしまいそうな気がした。彼女の頬は、物げな微笑を浮かべ、テーブルクロスに肘をかけながら、コーヒーカップに手を付けた。彼女は表情を変え

    憧憬 - 閉じてる奴ら
  • 思考の外化は、セーブに似てる - 閉じてる奴ら

    私たちは基的に忘れやすい生き物だ。たとえ新しい事を学んだとしても、反復的に学習を繰り返さぬ限り、得た知識は指の間からこぼれ落ちる砂のように、サラサラと抜け落ちていく。思考も然り。執拗に考え込んで、長時間考え続けた末の成果も、何らかの形で外に還元しない限り、それはどこかへ消えてしまう。 書くことは自分のその時、その瞬間の思考をフリージングしてパッケージングする行為に似ている。思考というのは不可逆的な性質を持つ。その時その時によって自己が持つ文脈はどこかで似ているが全く同じということはあり得ない。個人の文脈から自由な思考などあり得ないのであって、万物は流転する故に、過去の思考と寸分違い無い思考展開することは原理的に不可能だ。けれども書くことによってそのとき、その瞬間の思索は可視化される。もちろん完全な形ではない。変換、というよりそれはむしろ翻訳といった方がいいのかもしれない。何にせよそれは不

    思考の外化は、セーブに似てる - 閉じてる奴ら
  • であることと、でありたいこと - 閉じてる奴ら

    アイデンティティなんていらない。 - Something Orange ほぼ全面的に同意なんだけど。 アイデンティティなんて、床の間に飾ってあるトロフィーのようなもので、過去に自分が獲得したものや、手に入れたものが何であるかを確認する手段でしかない。そう僕は思っている。時折それをみては誇らしげな気持ちになったり、人に見せつけて悦に至ったりするのに用いられるくらいで、実はそれほど有用性なんてないんじゃないかと考えることもある。昔は一流のメジャーリーガーだったのに、引退したとたんに落ちぶれて、挙げ句の果てにホームレスになった人。彼は酒浸りになりながらも、昔の栄光を忘れられずにいるらしい。忘れてしまいそうな大昔に獲得したトロフィーを磨くことばかりに懸命で、現実から目を背ける人。手に入れたトロフィーを手放すまいと必死な人。アイデンティティは時に麻薬のように、現実から逃避するため格好の材料となる。

    であることと、でありたいこと - 閉じてる奴ら
    fenethtool
    fenethtool 2007/11/18
    書いた自分が言うのもアレだが、これは十分暴力的だな。ぶっちゃけ消したい。/追記した
  • はてな雑感 - 閉じてる奴ら

    はてなにとって大事なことは、少なくとも「一般女子ウケ」なんかじゃない - 月がでたでた月がでた これを読んで触発されたので。 はてなを使い始めたのがだいたい2004年頃。もともとネトゲから2chに移って、2chのBe板で似非議論もどきをやりつつ、ブログブームなるものに煽られてやれアルファブロガーだの隊長キムタケうんぬん言ってた頃に知った。ダイアリーは殆ど続かなかったけどね。話のネタがなかったし。id:rir6君ほど、良い意味での読ませる程の文章を書く能力ってのは無かったし。(話は逸れるが彼の文章の妥当性はともかくとして、物書きとしてはある種の魅力を感じる。初見の時は確か彼は高校生だったと記憶している。僕が高校生の頃はあんな文章は書けなかった。この前、高校の頃に書かされた自分の評論文の稚拙さを、読み返しながらつくづくそう思った。) ブログヲチャーとして切込隊長とかR30さんとかの文章見て、あ

    はてな雑感 - 閉じてる奴ら
    fenethtool
    fenethtool 2007/11/05
    見直してなんか書き直したい点があるけど書き直したら駄目なんだろうなあ。
  • 三年前の自分に、ありがとう。 - 閉じてる奴ら

    PCに溜まっていたテキストの整理を行っていたら、ふと三年前に自分が書いたものを発見した。 懐かしい気分になった。そういえば、三年前の自分は今からは考えられないほどの後ろ向きな考え方だった、全てにおいて。 あの頃は何もかも嫌になっていた。自暴自棄だった。もう僕は何も持っていないのだと嘆き、もう決して何も手にすることは無いのだと絶望した。希望からは最も遠い存在に思えた。望んではいけないのだ。そう、思いこもうとした。 何でも中途半端だね。 この言葉ほど僕を縛り付けていた言葉はあるまい。何かをやろうとするとき、いつもこの言葉を意識していた。中途半端は悪なのだ。途中で投げ出す事は、負けに等しかった。どれだけ心が嫌だと言っていても僕は素直に耳を傾けようとはしなかった。そして耐えきれずに逃げ出した。ああ、今回も中途半端だったな、そう呟きながら。そんな経験を重ねていくうちに、僕は何も成し遂げられないのでは

    三年前の自分に、ありがとう。 - 閉じてる奴ら
  • diigoが凄い - 閉じてる奴ら

    最近socialbookmarkの再利用性を考え始めてからというものの、今現在使っているはてなブックマーク、Livedoor clip、del.ico.usでは一長一短でなんだか使っていてストレスが溜まる事が多くなってきた。そこで良い機会だと思い、機能性を優先してよいサービスはないものかと色々探してみた。結果としてDiigoを採用するに至った訳だが、これが非常に使い勝手が良い。折角なのでちょっとレビューしてみようと思う。 Diigoとは? Diigoはdel.icio.us等と同じSBMサービスだが、Diigoが通常のSBMと異なる点は、ブックマークデータの再利用性を高めるために様々な試みを行っている点だ。後発の強みと言うべきか。通常のTag,commentはもちろん完備。それに加えて特筆すべき点はhighlight,sticky note機能だろう。これらは専用のツールバー、もしくはdi

    diigoが凄い - 閉じてる奴ら
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