chikiは以前、「事柄を明らかにし、議論を発展させwin-win(どちらも得をする)の関係を築くように対話を進めていくのではなく、自己(サイド)の優位と相手(サイド)の劣位を宣言・固定(←証明、ではない)するためだけに議論する。そのためには手段を問わない」という議論の仕方を機会主義(opportunism)として把握し、エントリーを書いたことがあります。「機会主義」は、経済の議論をする際の用語のようなのですが、この場合の《自己利益の追求》の《利権》を大きく捉えた場合、普遍的な議論一般に当てはまると思い、使用しました。 この言葉は結構便利で、BLOGでの炎上騒ぎで、各コメントがこぞって「道徳」などを振りかざしている時など、議論の仕方に「おや?」と思ったり、例えば「言葉の上では正しいことを言っているんだけど、その言葉を書く行為がそれを裏切っている気がするぞ」って時に問題の所在がすっきりしたり
![2005-08-15](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)