「ウェブのコンテンツ」を書籍化するのが現在の出版界の「トレンド」となっている。また、ネット系企業の側からも出版に歩み寄る傾向が見られる。 ブログ出版 ネットで日記→作家デビュー : 出版トピック : 本よみうり堂 : Yomiuri On-Line (読売新聞) ネット発書籍データベース(日記ちょうより) Ameba Books ライブドア、幻冬舎との合弁で出版社を設立~ブログを書籍化 しかし、『電車男』の「成功」は極めて特殊な事例であるにも関わらず、単に「ウェブコンテンツを書籍化」するだけでは、いい本、売れる本は作れないだろう。ウェブと書籍のメディア特性の違いを無視して単に形態を置き換えるだけでは「メディアミックス」でも何でもない。それでは「自費出版商法」の変形にすぎないと思うのである。では、どう考えるべきか。以下、詳説。 ■メディア特性の違いに合わせた表現方法がある 携帯用コンテンツを