概要 ジャーナリングファイルシステム(journaling file system)とは、ファイルシステムの種類の一つで、管理領域を変更する際にジャーナルあるいはログと呼ばれる更新履歴を残すことで管理領域の破損を防ぐ機能を持ったもの。 通常のファイルシステムでは、ファイルを書き込んだり書き換えたりする際、ファイルシステムの管理領域(メタデータ)の内容を変更している最中に不意の電源断などのトラブルが生じると、管理領域の内容に矛盾が生じ、データへの参照が失われたり、復旧に膨大な時間がかかる場合がある。 ジャーナリングファイルシステムではいきなり管理情報(メタデータ)を書き換えるのではなく、一旦これから行う変更をジャーナルと呼ばれる特殊な領域に時系列で保存し、それから管理情報の書き換えを行う。操作中に障害が発生しても、ジャーナルの内容を参照すれば即座に変更の破棄あるいは復旧を行うことができ、管理
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