さて、マルチコアを使い倒すためにはthreadを生成しなければならない。それを簡単にするためのNSOperationのお勉強。このFoundationのクラスは10.5 Leopardから使えるようになった。 Cocoaアプリでマルチコアに対応させるためにはこれまでNSThreadを使っていた。NSThreadはthreadの同期の機能はなく、自分でNSLockなどを使って実装する必要があった。注意深く作法を守らないと、つまらない理由のせいでデッドロックから抜け出せないコードになってしまうなんてことがよくある。 そのthread生成から同期、特に終了処理(子threadが全部終わるまで待つ)というのを肩代わりしてくれるのがNSOperationらしい。 マルチコアを使う用途だけでなく、ある程度時間のかかる処理をマルチスレッド化する場合にも使えるらしいので、以前数値計算のためにNSThrea