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こんにちは、買物情報事業部の荒引 (@a_bicky) です。 前回、「検索結果の疑問を解消するための検索の基礎」で単語単位でインデキシングする前提で説明しましたが、今回は文などを単語単位で分割するために使う技術である形態素解析について触れます。 形態素解析器には色々ありますが、中でもメジャーと思われる MeCab の仕組みについて説明します。 MeCab の解析精度を上げるために辞書に単語を追加したことのある方もいると思いますが、動作原理を理解することで単語を追加する際に適切な生起コストを設定できるようになったり、学習の際に適切なパラメータを設定できるようになったりするはずです。 なお、MeCab は汎用テキスト変換ツールとしても使用できます が、簡単のため MeCab + IPA 辞書のデフォルト設定前提で説明します。 アジェンダ 形態素解析とは MeCab における最適な解析結果の推
概要 簡単に使える Pure JavaScript の形態素解析器 kuromoji.js を書きました。今回は、簡単に kuromoji.js を紹介したあと、セットアップ方法を解説します。ついでにロードマップ的なものも晒してみます。みんなでブラウザ NLP しよう! kuromoji.js とは 言わずと知れた Java の形態素解析器 Kuromoji を JavaScript に移植したものです。 kuromoji.js の GitHub リポジトリ と言っても、機械的に Java から JavaScript に置き換えたものではないため、API も違いますし、メソッド名やその内部も大幅に異なります。そもそも自分が形態素解析について勉強するために書き始めたため機械的なトランスレートに興味がなかったこと、また言語ごとに使いやすい API は異なると考えていることが理由です。 Node
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