1. CBDと注目の背景CBDとは麻に含まれる成分で、カンナビジオール(Cannabidiol)の略です。今CBDを成分として使った商品の到来が注目されています。 その背景としては、2018年、WHO(世界保健機関)のECDD(依存性薬物専門委員会)にて、麻に含まれる成分が規制物質のリストから削除することが決まり、世界各国で規制緩和の動きがあったことが発端です。 同年にアメリカで農業法案が改正され、精神作用を及ぼす成分であるTHCの含有量が殆ど無い状態(0.3%未満)であれば、麻はマリファナと呼ばず、ヘンプとして定義することになりました。 そのため、規制物質に当たらず、通常の農産物と同じように製造、所持、販売が可能になりました。 それによって、麻を大規模栽培する農場が増え、市場に流通し始めました。下記は筆者がアメリカ(ロサンゼルス・デンバー)へ視察に行った時の写真ですが、大麻産業の盛り上が