羽生「国民栄誉賞に恥じないスケーターになる」 記念品辞退の理由は… 国民栄誉賞には、記念品も併せて贈られるのが通例だが、羽生側の意向もあって、今回の授与は見送りとなった。 授与式後に取材に応じた羽生は、「本当に光栄な賞。記念品は自分の中でみなさまの代表としての気持ちがある。みなさまと取れた賞であり、個人の気持ちを出したくないと思い、辞退した」と説明した。 平昌五輪後にじっくりと治療してきた右足首については「けがも徐々によくなっている」と回復の手応えを口にした。受賞者として、背筋が伸びるような思いがある。「スケーターとして人間として素晴らしい賞をいただけることは、普通ではいけない。けじめをつけている。私生活を含めていろんなことに気をつかって、1人の人間として後ろ指さされないようにしていく」 名だたる国民的スターが並ぶ受賞者のリストに、23歳という若さで名を連ねた。「受賞を聞いたときは恐縮な気