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blogに関するfiredflyのブックマーク (3)

  • 自立と予祝について - 内田樹の研究室

    『ひとりでは生きられないのも芸のうち』が文春文庫になる。 鹿島茂先生がステキな(ほんとうにステキな)解説を書いてくれた。 私も文庫版のために「あとがき」を書き足した。 そのなかに「贈与」について書いたので、その部分だけここに抜き書きしておくことにする。 「贈与」というのは「コンテンツ」の問題ではなく、「構え」の問題だということ、程度の問題ではなく、原理の問題だということ。 それについて書いた。 このの最後に収められた「あなたなしでは生きてゆけない」という短文は「連帯を通じて自立する」ための逆説的な理路について書いています。 自立は「その人なしでは生きてゆけない人」の数を増やすことによって達成される。僕はそう書きました。 「その人なしでは生きてゆけない人」に対して、僕たちは必ずや「あなたにはこれからもずっとずっと健康で幸福でいてもらいたい」と祈ります。 その予祝の言葉に対しては必ず同じく祝

    firedfly
    firedfly 2010/11/10
    まったくもって正しい。そもそも社会とはそのよう無価無形の繋がり(オーバーアチーブ)の重ね合わせから立ち上げられた。生活にできた余裕を他へ振り分ける。最低限よりほんの少しだけ多く働く。それゆえの社会。
  • 読書は反社会的行為である

    を読むと、知識が増える、アタマが良くなる、カネが儲かる、廊下を走らなくなる、などと言う人があまりに多い。 読書家とはを読むことを恥ずかしいと思っていない者、と書いたことがあるが、もちろん事実とは違う。 を読むのが好きな人は、自分が「良いこと」をしてるとは思っていない。 むしろ「うしろぐらいこと」をしていると思っている。 を読むのが好きでない人は、読書が「良いこと」だと思っている。 これでは永久にを読む楽しさを知ることはないだろう。 そればかりか、読書を「良いこと」だとすすめて、周囲の人間まで嫌いにしてしまうだろう。 寺山修司は、暗いところで何か読んでいると「目が悪くなるからやめなさい」と叱られる、「当の理由」を看破している。 問題は、視力低下でも、照明の暗さでもない。 ヨーロッパ中世では、黙読していると「あいつは今、悪魔と喋ってやがる」と後ろ指を指されることがあった。 それと

    読書は反社会的行為である
    firedfly
    firedfly 2010/10/13
    読書は、人に言えない愉しみである。読む者を所属する社会から引き剥がし、帰って来れなくなるかもしれない世界へと導く魔笛であり、その魂に現世(うつしよ)にまで溢れるほど夜の夢を注ぎ込む邪な水差しである。
  • 大根仁のページ : そこがこの世の果てだとしてもそれが悲観に値すべきかどうかはわかんないすよ。 - ライブドアブログ

    先週金曜深夜、ラジオを終えて自転車で帰った。 家まであと2〜3分というところ、時間は2時過ぎ。 世田谷の住宅街はひっそりと静まりかえっている。 はずだったのだが・・・その時間、その場所にそぐわない風景が目に入ってきた。 「うぎゃあぁぁぁ〜うえぇぇぇん〜だぁぁぁ〜!!」 一歳半くらいの男の子が道端で街灯に照らされながら泣き叫んでいる。 ん!?なにこれ?オレも人に親なので深夜に夜泣きが止まない子供を 外に連れ出してしばらくおんぶか抱っこをしながら落ち着かせる、的な 子育てあるあるがあるということは知っている。 が、その男の子はどう見ても一人きりだ。 しかも足元を見ると裸足。 せっかん?に、してもこんな真夜中に外に放り出すのはどう考えても危ない。 しかもその道は赤堤通りから甲州街道への抜け道で住宅街とはいえ タクシーなど深夜でも車の行き来が激しい。 しばらく傍観していたが親らしき人も現れない。

    firedfly
    firedfly 2010/10/11
    「偽善者でも偽悪者でも」なく「なるべく物事をフラットに考えたいと思っている。あのような環境でも彼ら彼女らにとってはそれが生活であり日常である。そこには彼ら彼女らにしかわからない幸も不幸もあるだろう。」
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