スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏は1月30日、子会社で経営再建中のタイトーについて、アミューズメント施設の店舗数削減や人員整理による再建策を明らかにした。これは同日開かれた2007年3月期第3四半期(2006年10〜12月)決算説明会の場で明らかにしたもの。 会場では、今まで触れられることのなかったタイトーの事業見直し策について、初めて多くの時間が割かれた。スクウェア・エニックスは2005年8月に株式公開買い付け(TOB)によりタイトー株を取得。2006年3月には完全子会社としている。主要事業のうち、業務用カラオケ事業はすでに同業他社のエクシングに売却済みだが、業務用ゲーム機、家庭用ゲーム機についても不振が続き、立て直しの必要に迫られていた。 スクウェア・エニックスの和田洋一社長によると、タイトーの抱える事業のうち、アミューズメント施設運営に関しては「主に不動産の負債が大き