また宮崎監督自身も、今年8月、長男・吾朗氏(映画『ゲド戦記』の監督)に長男が産まれたことを明かした。宮崎監督は「(吾朗氏は)これから子育てでひどい目に遭うんだと思うと、『ざまーみろ』って感じだね」と高笑い。 (2008年8月31日(日) 22:33 シネマトゥデイより) 「崖の上のポニョ」は、子についてではなく孫の話だ。 「母」のことが話題になってたが、登場しない「祖父」こそ、問題にすべきだろう。いや、孫からみた祖父ではなく、嫁からみた義父、なんにせよ不在の「じじい」が全権を握って離さない時代の孫をめぐるおぞましい物語。 なにより、父=耕一に、息子=長嶋一茂を配していたではないか。その有名な元プロ野球選手=父・長嶋茂雄の息子としてのみ知られている元プロ野球二流選手に父・耕一の役を割り振ったのが、偶然の訳はない。 耕一は、不甲斐ない息子であり、あてにすべきではない父親であり、「父」でありえな