2023年も前年を上回り、9年連続で増加した中学受験者数。増税やインフレなどで経済的に苦しみながらも、「こんな不安定な時代だからこそ、我が子には早いうちからよりよい教育を」と考える親が増えているようです。そのようななか、東京都が世帯年収910万円未満の所得制限を撤廃し、私立高校含めて授業料を実質無償化にする方針を固め、大きな話題となりました。本記事では、中学生と小学生の2児の母である神田さん(仮名/38歳)へのインタビューから日本の子育てにかかる教育費の実態を紐解きます。また、インタビュー内容をもとに、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の川淵ゆかり氏が教育費について助言します。 苛烈な中学受験の裏側で 子どもの数は減っている、といいますが、そのようななかでも中学受験の世界は苛烈度を増しています。ここ9年間は右肩上がりで受験者数が増加しており、2023年春には5万2,600名の史上最多
![「すまん、どう考えてもムリ」娘は私立中学、息子は…年収950万円でも家計切迫「東京だったら…」 #令和のカネ #令和の子 | ゴールドオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f5974dd0028ae02f3d1781598f8a692539dbfecf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fggo.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2Fa%2F572w%2Fimg_ea08be017ad36acb07f0b112def1d38957665.jpg)