ヤフーの井上社長は9月28日、ソフトバンク携帯事業の発表会に出席し、携帯電話向けサイトの広告モデルについて見通しを語った。 井上社長は「広告市場は媒体の質はあまり関係がなくて、ユーザーが多ければ成立するもの」だという。「例えばテレビと新聞はあまり似ていないが、同じように広告市場が成立しているし、ネットもテレビや新聞には似ていないと思うが、広告は成立している」とする。 だが携帯電話向けネットサービスは「まだパソコン通信状態で、電子メール以外は本格的には使われていない」と見る。このため「今の時点では広告ビジネスモデルは難しいと思う」という。 このため、いま優先すべきは「携帯にどんなサービスがあれば使ってもらえるのかを考え、みんながひんぱんに使うようにすること」という。そうすれば「お金は後からついてくる」とした。 関連記事 キャリアの“内輪”に入ったヤフー ソフトバンクのボーダフォン買収で、キャ