江戸時代の絵師伊藤若冲の企画展が15日、京都市上京区の相国寺承天閣美術館で始まり、鮮やかな「鸚鵡牡丹(おうむぼたん)図」や、愛らしい「布袋軍配図」など5点が初公開された。京都国立博物館(東山区)でもこのほど特集陳列が始まり、生誕300年の「若冲イヤー」を締めくくる二つの展示が若冲ファンを楽しませている。 承天閣美術館「伊藤若冲展 後期」 2017年5月21日まで開催(27日〜来年1月5日は休館)。 京都国立博物館「特集陳列 生誕300年 伊藤若冲」 2017年1月15日まで開催(19日、26日〜1月1日、1月10日は休館)。 「石燈籠図屏風」や「石峰寺図」など約30点を展示。 12月15日付京都新聞 http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20161215000122