いかにも自殺って雰囲気作っちゃダメだと思う。 駅のプラットホームとか、樹海とか、断崖絶壁とか、いかにも自殺を演出しているような静かな雰囲気であかんよ。 オーレ〜♫オーレ〜〜(パラパラパッ!) とか流れ続ける中で悲劇のヒロイン気取るの無理だろ。 なんなら警察の自殺の検証現場でもマツケンサンバとか金太の大冒険とか流し続けて雰囲気を徹底的にぶっ壊してやればいいよ。 お前、死んでも悲劇にならないよって笑
今だからあんまり気負わずに言えるけど、当時は人生に対して切実な思いを持っていた。もちろん自殺には失敗したから今生きている。 当時、ぼくは20歳でニート生活をしており、よくわからないまま何の目的意識もないまま、とにかくこの先の人生に絶望しながら生きてきていた。 ぼくはそのとき大学を中退してそれなりの年月が経過していた。大学に行ったのも特に目的は無かった。働きたくないし勉強もしたくなかったが、親が金を出してくれるということで、自分の人生に対して責任というものがなく、ただ言われるがままに進学をしていた。受験勉強は全くせず高校時代は家で勉強をしたことはなかったが、学校の授業を高校1年生から2年生まではしっかり受けていたこともあって、受験は成功し、ランクは落としたが大学に進学した。それでもそこそこの国立大学には進学したので、ぼくは同級生のほとんどを見下していたように思う。 大学に入ったときは「遊びま
♯今日は4回目の命日。虚無感は未だになくなりません。 #書きたいことがまだあったので、内容に一部加筆修正します。 平成23年5月22日、午前8時30分(推定死亡時刻)、あの子は逝った。 2人と猫2匹で同棲していた分譲物件でタオルをドアノブにかけた非定型の首吊りによる縊死だった。 前日に喧嘩をした。予感はあった。 喧嘩の理由は彼女の寝つきが悪いので、 ベッドのマットレスを新しいものに取り替える。 しかし、その前にサイズを測っておらず、違ったベッドマットを持ってきてしまい、 どうしよ~と彼女に報告した事。 要領が悪いと指摘され、いじける僕にあの子はキレた。 「もうあなたの学習しないところ、何もかもがダメなの。 最後まで最低な人だったね。飼ってる猫2匹連れて1晩でいいからこの家出て行って。さよなら」 僕の中で、ベッドマットを交換してあげる事が好意で、 その好意はあの子に喜んでもらえるものだと確信
9月30日、母が死んだ。酔っぱらって衝動的に自殺したっぽい。 部屋は綺麗だった。昔からきれい好きだし。一軒目は何処で飲んだのか未だに不明。部屋にも酒は無かった。 とある出禁の店に泥酔状態で行って追い返されて、警察に保護されて深夜の2時頃に自宅に返された。その3時間後に海で見つかった。 その日の朝9時頃地元の警察から電話がかかってきた。最初は前の日に話をした地元の友達かと思った。俺の会社で働いていて色々な人から金を借りて逃げたからだ。半年ぶりに連絡がついてそしてそれを凄く怒った。金のことも怒った。本当に自分もびっくりする位怒ったのでびっくりして警察に駆け込んだのかと思って電話を出た。 海で遺体で上がりました、と警察。頭が真っ白になるってこの事だったんだ。 電話を切って結構ボーとしてた。月末で仕事もまあまあ忙しかった。 近所の公園をふらふらしながら離婚した親父とか、母の弟とかに電話した。人嫌い
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