Tufte教授の本を読みつつ、思い出したこと。昨日に続き、プレゼンテーションの話である。 私が以前勤務していたコンサルティング会社は非常に変わったところで、創業者兼オーナー兼社長の定めたフォーマット以外のスライド作成が禁じられていた。しかもカラーやクリップアート的なグラフィックスは使用禁止。加えて、紙を縦に使った(portrait)のスライドが原則で、横長(landscape)はよほどのことが無い限り避けるように、との指導まであり、極めつけだったのはプレゼンテーションをパワーポイントに落とすことなく、1枚1枚を独立したワードやエクセルのファイルとして作成していたこと。であるので、1回のプレゼンのために数百のファイルが作成されることとなり、顧客にメールでファイルを送ることをほとんど不可能にしていた。 特に定量分析に関しては、全部で5種類ほどのグラフの使用だけが許されており、それらを組み合わせ