2013年05月09日15:00 カテゴリ書評/画評/品評Art Why not here? - 書評 - Yコンビネーター Yコンビネーター Randall Stross / 滑川海彦・高橋信夫訳 [原著:The Launch Pad] 訳者より献本御礼。 奇妙な言い回しになるが、某社CTOを辞して以来、最も「読者という他人としての態度を取り難かった」一冊。 「なんでおまえもやんなかったの?」と言われているような気がして。 本書「Yコンビネーター」(原著"The Launch Pad")は、副題の「シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール」として今や最も有名なY Combinatorを、「いわば『壁に止まったハエ』になってYCの中で起きることを漏れなく観察し、読者と友にその場に居合わせたかのようにその体験を伝える」一冊。 本題に入る前に苦言を。固有名詞をいきなりカタカナで書くのはや