現在、米国ではインターネットの動画配信サイトの人気が高まっている。米国調査会社Nielsenによれば、2008年10月の1人当たりのインターネット動画視聴時間は、前月比で10%増の171.7分となっている。また、スマートフォンの普及により、モバイル端末での動画視聴ニーズも高まりを見せている。 こうした動向を受け、ニューヨークで開催された広告関連のイベント「OnMedia NYC」でも、動画配信市場にビジネスチャンスが多いと考えるベンチャー企業が新しいサービスや技術を発表した。また、モバイル端末と相性の良いサービスとしてTwitterが注目され、オンラインマーケティングに利用すべきたという主張がなされていた。 勃興する動画広告のベンチャーたち OnMedia NYCでは、1社6分で自社サービスをプレゼンテーションをし、ベンチャーキャピタルなどのプロフェッショナルが質問するという形式のコーナー