Innotekは3日、仮想化ソフトの最新版「VirtualBox 1.5.0」をリリースした。対応プラットフォームはWindowsとLinux。個人および評価目的の場合は無償利用できる商用ライセンス版と、GPLが適用されるオープンソース版の2種類が提供される。商用ライセンス版はバイナリパッケージ、オープンソース版はソースコードの形で提供される。Intel Macに対応した商用ライセンス版は、現時点ではバージョン1.4.1β2にとどまる。 今回のリリースでは、ホストOS側と区別なくゲストOSのウインドウを管理できる機能「Seamless Windows」が追加。サポートされるゲストOSはWindowsに限定されるが、競合する仮想化ソフトVMwareやParallelsと同等のWindows OSとの親和性を実現した。 ハードウェア層への対応も強化、シリアルポートの仮想化とIntel PX