米国のApp Storeで3月3日、「Kindle for iPhone」がリリースされた。 これでiPhoneは突如、真の電子書籍リーダーとなり、入手しやすい豊富なコンテンツが一気にそろった。待てよ、確かにAmazonはKindleアプリケーションを開発中だと言っていたけれど、まだそれから1カ月も経っていない。このアプリケーションが今リリースされたことに正直わたしは驚いている。しかも、電子書籍リーダーの新モデル「Kindle 2」が顧客に出荷開始された日(正式には2月24日)から、こんなにすぐに。 AmazonがKindleの書籍をiPhoneに対応させたのは正解だ。同社の主要なデジタル事業は、コンテンツの販売であって、端末の販売ではないのだから。AmazonはKindleを販売することで、デジタル書籍やオンライン雑誌など、端末で読める各種コンテンツの販売促進を目指している。 戦略として
![AmazonのKindle for iPhoneはキラーアプリになる?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/38b1acfb8d45415bd68fe2d8cfe7534df22ff821/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fanchordesk%2Farticles%2F0903%2F05%2Fl_yu_kindle1.jpg)