一般に、セキュアコーディングの基本として入力値の検証(Validation)をせよということになっていますが、これが変な方向に行くといわゆる「サニタイズ」のような手法になってしまいます。以前も指摘したように、アプリケーションとしてのValidationは仕様に従って行うべきものです。 ですが、概ねどの場合でも行うべき検証として以下があると思います。 文字エンコーディングの妥当姓 制御文字(\x00〜\x1f, \x7f)のチェック 文字列長のチェック このうち後ろ二つを正規表現として書くにはどうすればいいかを考えていました。つまり、「制御文字以外の文字でm文字以上n文字以下」というようなチェックです。m文字以上、n文字以下は、{m,n}で書けるので、問題は「制御文字以外の文字」です。これはtextタイプのinput要素で、かつアプリケーション仕様としては文字種の制限をしない場合を想定してい