金融ライター。大手証券グループ投資会社を経て個人投資家・ライターに転身。株式市場や個別銘柄の財務分析、為替市場分析を得意としており、複数媒体に寄稿中。過去多数のIPOやM&Aに関与。ファンダメンタルズ分析に加え、個人投資家としてテクニカル分析も得意としている。 9月5日(木)の金価格は上昇。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,539円で取引を開始後、ジリ高が続きました。NY時間に入ると11,700円目前まで上昇後したものの反落し、最終的に11,644円で取引を終えています。 翌日の米雇用統計を控え金融市場は様子見ムードもある中で、ドルインデックスが2日続落。ドルの下落に背中を押さる形でドル建ての金価格が上昇して、一旦離れた年初来高値圏を回復しました。更に上昇して年初来高値を更新するか注目されます。 本日6日は金融市場が注目する米雇用統計が発表されます。上下いずれも市場予想と大きく異