食の安全についてはいつも喧々諤々の議論がされるところですが、先週こんな記事が話題になったようです。 www.mag2.com 記事によれば、「大手製パン企業のパン」には「発ガン性物質の「臭素酸カリウム」」が添加されていて危険であるのに、「いつの間にか、パンに表示さえしなくな」ったということ。他にも、「パン」には油脂など様々な添加物がしてあり、必須アミノ酸だってごはんの方が上じゃい!日本人なら米食ぜよ!という怒涛の文章が続いています。 まあちょっとばかり、香ばしいにおいがしているので、丁寧に調べてみました。 *** 「臭素酸カリウム」を使用しているパン企業はない さて、くだんの「臭素酸カリウム」ですが、こういうものです。 パンを焼く時の生地に臭素酸カリウムを添加すると、小麦粉のたんぱく質に効果的に作用し、パンの品質(膨らみ方や食感)が向上するといわれています。 臭素酸カリウムについてのQ&A